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霊能者への道

よく霊能者になりたいと言い私の元へ尋ねて来られる人が時々います。
霊能者になりたいといってもそう簡単になれるものではありません。
また霊能者になりたくないといっても運命的に決められてしまっている
場合もあるのです。

本来の霊能者としての仕事とはこの世で解決できない異次元との
コンタクトの元に視差やアドバイス問題解決へのガイドを行なうのが
主ではないかと思うのです。

世の中にはあの人は霊感が強いなどといわれ不思議な事をやって
のける人も見受けられます。その様な事も霊能者であれば行なう事も
可能です。しかし霊能者はあくまでスーパーマン的存在ではありません。
人それぞれにもよりますが幾多の難関を通り抜けてきたり、不運な生活を
余儀なくされて苦しんでいかねばならない事も普通の人以上に
経験するものなのです。

今までに霊能者を目指して私の元に修行させて下さいと来られた方々で
私自身が判断して修行しだいではある程度までいけるか実際にうまく
使えるかどうかという人は二千人に一人程度しかいないのです。
本人にとってみてはいかに大変な事か判るはずがありません。
そんな生易しく考えてもらっては大変な事になります。
私もそのむかし、赤城山で滝に打たれ修行した事があります。
その時来ていた行者にあなたは二百万人に一人しかいない人だと
言われた事があります。又時としてお金を支払えば神を降ろしてあげる
というビジネス霊能者もいたのです。

山の中の洞窟へ何十年と入って行き今だに霊能者を求めて修行し、
人生の大半を過ごしてしまっている人もいます。
またある人は宗教団体の言われるままに真言やお経を毎日唱えて
いる人もいます。


霊能者は千差万別
私の知る霊能者達はそれこそ全員が霊能視差の方法がまちまちなのです。
易、占い、家相、手相、名相、生年月日、四柱推命、最近では風水まで
取り入れまるで霊能者でなく占い師として勘違いされる様な人もいるのです。

又ある人は相談者本人が発しているオーラを見てあげる事により
その相談者に今何をやってあげるべきか即座に視差してあげるというもの。

夢を頼りに相談者から承った内容を脳裏に記録し、その晩霊夢を見る事
により解決への糸口を導こうとするもの。

さにわと言い霊界から受けるメッセージを相談者に投げかけ問題解決を
しようとするもの、あるいはさにわに代わり自動書記といって精神統一又は
トランス状態で自分の意思に関係なく自動的に紙に書かれた事柄を
見て視差に入るもの。

関係者の持っていた物品に触れたりする事によりこれから得ようとする情報で
不明な部分を知ろうとするもの。同じ様に他人が紙に書いたものを見たり
触ったりする事で人物像を探し出そうとするもの。

現界の状況はよく見えないが上が見えるというもの。例えば本人が高貴な
神様を指導霊に持っているといっても上から見下ろす事により、本当の
指導霊や守護神が見えてしまうというもの。

自分には霊能力は無いのにたまたま自分の持っている持ち物
(例えば旅行先で買った仏像とか)に神の力が宿りお願い事を
聞いてくれるというもの。等など様々な人がいるのです。


霊能者になる方法
まずは神を降ろすという事。あるいは神に降りて頂くという事だと思います。
世の中には神が降りていなくても充分霊能者として活躍している方々も
沢山居られます。つまり眷属の段階で霊界との交流をうまくされている事と
思います。眷属とは例えば弁才天のヘビ、稲荷神のキツネ、三峰の神で言えば
オオカミ、庚申様のサルなどさまざまな眷属が居るのです。
おもに動物ですが、よく神社の前に行くと境内の入り口に狛犬を見かける事が
あるかと思います。様するに眷属とはその神を守るための門番、現在の守衛に
当たるものなのです。

神の使いのものですので丁重に扱わなくてはならないのですが何せ動物
ですのでいたずらをする事もあるかと思います。実際には眷属が悪さをして
いるのに神が行なっているかの様に見境のなくなってしまう霊能者もいる程です。

それに眷属の段階ではまず弱いところもあり、実際に霊能者本人がやられて
しまう事すらあるのです。やられてしまうという事は例えば相談者の持って
いるものや関係するものがそっくり憑依してしまい霊能者本人が相談者の
ごとく病んでしまう事すらあるのです。
そんな時は自分をガードしてくれるしっかりした指導霊や守護神を持つ
事が必要といえます。実際に神が降りている我々でさえ、その種の土地や
状況に出くわすと寝込む事すらあるのです。
又眷属の場合霊的に信号を送ってくるものが本当のものなのか、その他の邪霊が
さまよい、いたずらをしているのか見極めをつけるのが難しく見失ってしまう
という事すら発生するのです。そのためにどうしても神を降ろしたいと言い色々と
修行を重ねている人達も沢山いるのです。

その昔、私もある霊能者の勧めで滝修行を行った事があります。
しかし今になってなぜあんな事をしたのだろうと考えてしまいました。
科学的にみても医学的に見てもあの冷たい滝にあたり血圧の変動などには
特に良くないものだという事が素人でもわかります。
50メートルもの滝に打たれるとその時は確かに言葉に出来ない程神聖なる
ものがあったのです。しかし神を降ろして実際に霊能者になるのと滝修行で
神を降ろすものとは別のものだったのです。
なぜなら世のため人のために正直に生きていく事が本当の修行なのです。
神はその人に今必要と感じたなら自然と降臨してきます。

余談になりますがテレビ霊視といってテレビを見ていて霊能者にふさわしいか
どうかという事をしばしば行ないますがある時にこんな事を経験しました。
テレビに出ている本人のオーラ等を見る事によりどんな人物であるかというのを
見たのです。新しく歌手やタレントがデビューするとじっと見てすぐに大物に
なれるかヒットは無理なのかわかってしまうものなのです。
今までに私が見た中で記憶があるのではあの松下電器を創設した
松下幸之助氏には神が降りていた様です。私と同じ宇賀之御霊大神だった様です。
同じ様に昭和天皇にも神が降りていた様に見えていたのです。
神が降りているから霊能者という事ではなく、たぶん事業等を行なう上で
それにふさわしい神が降臨するのだと思います。


神が降りる(降臨現象)
神が降りるといっても人それぞれに違いがあるのですが実際に私に降りた時の
様子を記してみます。神が降りるおよそ半年前に私の守護霊「宇賀之御霊大神」
から連絡が入ったのです。
あなたの体に守護神として11月13日に降臨するというのです。私には全くの
素人で神様が降りて来て一体何をするのだろうと又神様が降りるとどうなるの
だろうと心配でした。
ただその時に今体調が悪いのはそのせいであるという事。そして11月13日迄
に体調を整えておく様にとの事でした。

まったく予期せぬ事と不安と色々な事が脳裏によぎったものでした。
色々な知り合いの霊能者達に聞いてみたのですが降臨は人それぞれ違うので
良くわからないというのです。
中には降臨時に亡くなる人すらいると大げさに言う霊能者もいるのです。
体調は毎日良くなく連日の様に目まいがしていました。
そして11月13日が来たのです。あんなに心配していた日でしたが、
一向に何の変化も無く一日が無事に過ぎて行ったのでした。
半年もの間いったい何のための人騒がせだったのだろうと・・・

あくる11月14日の早朝まだ私が寝ていた時です。時間にすると4時半頃
だったかと思います。
突然私の体に雷でも落ちたかの様にドカーンというものすごいすさまじい音
と共に私の体が寝ていたベッドに叩き付けられたのです。私の体は壁と
ベッドの間に挟まり一体何が起きたのか全然判らずに起きてしまったのです。
それから半日位してから神様が降臨してきた事に気が付いたのです。

他の霊能者の場合は修行中にまぶしい光が自分めがけて体の中に飛び込ん
だりと、またある霊能者は龍に巻かれる夢を見て起きたら体中が龍に締め
られた後がみみず腫れになっていた等、時にはいつ神が降りてきたのか気が
付かないまま現在まで来ているという人もいるのです。






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