
ある霊能者1(神童)
世の中には神童と呼ばれる子供で不思議な事をやってのける子供達がまれにいるのです。
私の家の近所にもその神童と呼ばれる子供を持つ家庭があり一度だけ私も会ったことはあります。
当時男の子は小学生の4年生くらいで親の言う事を聞かない遊び盛りの子でした。
お姉ちゃんは6年生くらいで二人とも霊媒体質で神がかった子供であるというのが伺えたのです。
通常は思春期と共にそのような能力は消えてなくなるのですが庭に井戸が掘ってあることから
親が子供の体を清めるために朝晩の修行と称し泣き叫ぶ子供に冷たい水をかぶせていたものかと思われます。
おそらく親達がその子供達を利用しビジネスとしてやっていこうと言うことでしょうが、幸か不幸か子供達が
かわいそうになってきてしまいました。幸い今では信者さん達も毎月集まって来るようになったと言うことです。
見るところ男の子は当時仏教系の不動明王の力を借りていてなかなかのパワフルそのものでした。
姉はいつも弟のそばについて透視をし弟が払ってあげるという霊能者としては理想的の組み合わせです。
普段であれば一人で全てをやってのけるために無理や不具合があったりするものなのです。
時にはあたかも霊能者を名乗り何でも処理できるかのようにやっているおかしな人物も見受けられますが
たとえ霊能者であっても全てに完璧と言うことはかなりの無理があると思います。
この男子の場合も当時は学校で授業中に先生に叱られると逆恨みをし、霊的ないたずらをよくやったそうです。
時には担任の先生が原因不明の病気になり連日休んでしまい色々な医者に行ったがなかなか直らないらしいのです。
うわさを聞きつけたその子供の親が不思議に思い男の子に聞いたそうです。
「○○先生が病気で休んでいるらしいけどお前何か知っているんじゃないの」と聞くと
「この前先生に怒られたから頭に来て蛇を投げつけてやったんだ」と言うのです。
蛇と言っても実際の蛇ではなく霊的の蛇のことでお母さんはすぐに理解し子供に向かって
「いいから先生の事をすぐ解いて上げなさい」と言ったそうです。
まもなく先生は何も無かったかのように病からさめいつものように学校へ通勤して来たと言うことです。
霊能者の怖さとは霊能者自信も立派に成長していなければならないのが本質なのです。
霊能に目覚めているからといい幸せな部分をだめにしてしまうようでは修行も足りないようです。
ある霊能者へ
