呼吸法呼吸法には、ルールや流派はありません。 いつでも、どこでも時間にとらわれる事なく自由に行う事が出来ます。 これはあくまでも私の理論ですが、呼吸法の基本時間は、最終目標の息を吸う 時に10秒、その息を吐く時に30秒かけて吐くという最終の目標設定で 行うというものです。 しかしこれはかなりきついので、初心者は吸う時に5〜10秒、 吐く時に10〜30秒という設定をし、そこから練習すると良いと思います。 決して無理をせず、疲れてきたらすぐに止めてかまいません。 慣れてきたらだんだんと時間をかけていきます。2023.5(改正) 方法は、鼻からゆっくりと5〜10秒かけて空気を吸っていきます。 いっぱいに吸ったところで1〜2秒程度息を止めます。 続いて口から息を吐き出します。 この時は鼻から息を吸った時間よりももっとゆっくりと10〜30秒かけて 吐き出します。この息を吐き出す時に、吐く息に意識を集中させます。 この時に気が高まります。 鼻から吸って口から吐くのが理想的ですが、最初のうちはなかなか 難しいので慣れてくるまでは、鼻から吸って鼻から吐いてもかまいません。 目安としては10センチ先の、ろうそくの炎が揺れない程度で行うと 良いと思います。 回数は、最初は一日数回行い、一度に5〜10分程度が良いと思います。 場所はどこでもかまいません。家、公園、待合室など姿勢も自由です。 立っていても、イスに座っても、寝そべっていても、目を瞑っても、 友達と会話が途絶えた時など、あらゆる場面で行う事が出来ます。 この呼吸法はあらゆる分野での基本となりますので、簡単ではありますが、 奥が深く健康維持などに大きな役割を持つものなのです。 |
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