気功は流派にこだわる必要がなく全て自己流でよいのです。 元の気を元気、病を患うと病気、気持ちが良い、気が抜ける、気になる、 気がかり等、気を使うことばの殆どが、気功の気から来ている様です。 気には匂い、音、重さ、味などがあります。 気が見てみたい人は訓練が必要です。 コップにお湯を入れると湯気が出ているのが見えます。次に半分捨てて 半分水を足します。すると僅かに、湯気が出ているのが判ります。 次にコップのお湯を捨てて全て水と入れ替えます。 この時に湯気が出ているか見る訓練をするのです。 正座やあぐら、イスに座っても寝ていても風呂に入っていても出来ます 立って行う場合を説明致します。まず精神統一をし、呼吸を整え 腹の前で両手を広げて20センチくらいの距離で手の平を向かい合わせます。 足は肩幅に広げ、天地人を意識し頭の上(百会)から気が入って来て、 両足から大地へ流れていく意識を持ちます。 呼吸法を使いながら息を吐く時に両手を少し近づけ、息を吸う時に 両手を遠ざけてみると、両手のひらの真ん中(労宮)にツボが あるのですが、そこの部分が最初はむずがゆく感じられてきます。 近づける時に磁石の様に両手が反発し、遠ざけると磁石が吸い寄せ られるかの如く引っ張られるのです。これが最初に気を感じるところです。 判り難い場合は両手の平を5センチ位に近付けてやってみると良くわかります。 その日の健康状態などによっても左右されますが、誰にでも出来る事です。 やってみて下さい。 慣れてきたらお風呂に入っていながら水面でやってみると、 お湯が動くのが判ってきます。もっと進めていくと気の匂いや重さ、 味までわかってくる様になります。 とりあえずは両手の平に感じる事です。 |
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