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神様との出会い


6. 神様がくれた名前「福寿帰命」






子供の頃から体が弱かった事もあり、私は我が家の神様をはじめ神仏に関しては信仰心も深くなってきて、自分の神社以外にもお参りに行ったものです。

身の回りで不思議な現象が多くなってきた頃から毎月13日になると、埼玉県にあるお寺へ長い間お参りに行っていました。そこは私の月守りと、年守りの、守り本尊様という仏様が、このお寺には両方とも祭られているのです。私の場合は虚空蔵菩薩と阿弥陀如来なので一度にお参りが出来たものです。ちなみに13日を選んだのは虚空蔵菩薩様の命日でお祭りの日でもあったのです。

何のご利益を求める訳でもなく手を合わせる事により、心が和むので毎月お参りに行ったものです。

およそ2年程お参りが続いたある日、私の守護神より突然、あなたに名前を授けると言われました。その名前は神の世界と仏の世界に通じる「福寿帰命」だと言われました。同時に「具足神通力」という力も授けると言われたのです。


当時は何となく宗教的な感じもするので気にもせずそのままにしていたのです。





神からのメッセージはなおも続き、あなたはあるお寺で緑色をした小さなアコーディオンの様な経文を授かったはずだと言われ、その経文の中にあなたの名前があるので確認するように言われました。

そう言われれば毎月13日にお参りしている埼玉県お寺の事を思い出したのです。

そこではある時に私が虚空蔵様のお参りが終わり、阿弥陀如来様に合唱している時でした。10メートルほど離れた所に私の方を向いているそのお寺の住職がいたのです。住職は私の方を向いて私に合掌していたのでした。住職に私は会釈はしたものの何となく恐縮感を覚えたものでした。

住職は私に向かって歩いて近づき言ってきたのです。
「私にはあなたがどの様な人物だか分かります。ちょっとここで待っていて下さい」と言われ、本堂の横にある建屋へ入って行ったのです。しばらくすると住職は何かを手に持ち戻ってきました。手の中にはお寺に関する冊子と行事などが載っているパンフレット2冊を私に差し出し、次にこれも持って行きなさいと出したのが、緑色をした小さな「佛前謹行次第」と書いてある経文の様なものでした。開くと蛇腹風のものでアコーディオンと言われれば確かにその様な感じのものでした。

私には中身を見ても当時何が書いてあるのかさっぱり分からないものでした。
でも、せっかく頂いたもの、まして神社仏閣で頂いたものは、今までも粗末にせず持ち帰ったものは家の中の神殿にいつも取っておいたものです。

神からのメッセージはこの経文の中に、「福寿」という神からの2文字と、「帰命」という仏様からの2文字で、「福寿帰命」という名前だと言うのです。

「具足神通力」に関しては、現在に至っても未だに不明の部分があり、まだ回答が出ていません。





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